■ WINGとは?
WINGとは、World-wide InterNet Gokaisho の略称で、世界中の人が24 時間いつでも好きなときにインターネットで囲碁を楽しむことのできる電子碁会所です。
通常、このようなインターネット碁会所を「囲碁サーバ」と呼び、現在、他にも韓国のIGS(Internet
Go Server)、アメリカのNNGS(No Name Go Server)、台湾のLGS(Legend
Go Server)、中国のHGS(Haplink Go Server)などがあります。
IGSは有料ですが、WINGを含め、その他のサーバはすべて無料です。WINGは日本で初めて立ち上げられた本格的な囲碁サーバで、数々の先進機能を持っており、唯一日本語に対応した囲碁サーバでもあります。
★なお、このページをすべて読んだ後、「WINGの歩き方」は必ずお読みください(特に初心者の方は必読です)。
■ WINGへのアクセス条件
WINGにアクセスするためには、次の条件があります。
(1)パソコンを持っていること。
(2)インターネットへアクセスできること。
(3)インターネットでメールアカウントを持っていること。
(4)Telnet(テルネット)が使えること。
(5)クライアントソフト(対局用ソフト)を持っていること。
今このホームページをごらんになっている方なら、通常は(1)〜(3)の条件はすでに備わっているはずです。
(4)については、一部のプロバイダーや企業等で、Telnetを使用できない場合があります。よくわからない方は、「Telnetが使え、しかもポート番号を指定できるかどうか」について、直接プロバイダーのユーザーサポートセンターや企業等のネットワーク管理者にお尋ねください。
(5)のクライアントソフトについては、インターネット上で簡単にダウンロードすることができます。詳しくは次項をご覧ください。
★このページをすべて読んだ後、「WINGの歩き方」は必ずお読みください(特に初心者の方は必読です)。
■ 対局用ソフトの入手方法
インターネットで囲碁を打つには、碁盤の表示や指し手をマウスで入力できるように、専用の対局用ソフトを使います。この対局用ソフトを「クライアントソフト」といいます。ほとんどのクライアントソフトはシェアウェアまたはフリーウェアで、いずれもインターネット上で入手することができます。
クライアントソフトはお持ちのパソコン機種によって異なりますが、さまざまな種類があります。以下によく使用されるものをリストアップします。また、対局用ソフトは下記のFTPサイトから、ネットスケープ・ナビゲーターやインターネット・エクスプローラーを使ってそのままダウンロードできます。回線が込んでいる場合が多いので、うまくいかないときは時間帯を変えてリトライしてください。
システム |
ソフト名 |
関連ホームページ |
ダウンロード |
メモ |
全OS共通 Windows Mac Unix |
茶゛碁(Jago) NErgo |
茶゛碁(日本語版) NErgo 0.19 |
Java フリーソフト |
|
Windows 専用 |
WinIGC Igc2000 |
電遊会のページ | WinIGC Ver 1.02 IGC2000 |
英語版 シェアウェア |
Mac専用 | MacWinGC GoServant MacGo |
MacWinGCのページへ GoServant(68k用/PPC用) |
MacWinGC Ver 0.4.2 GoServant PPC版 GoServant 68K版 |
フリーソフト |
UNIX |
XGOSPEL XIGC |
●WinIGCについて
WinIGCの設定方法や簡単な使い方については、「はじめての WinIGC」や「About New WinIGC」をご覧ください。
●完全日本語対応ソフト「茶゛碁」について
「茶゛碁(Jago)」は、ドイツの Grothmann さんが Java で開発した対局用ソフト
「Jago Client」 を、WINGの日本人ユーザーが協力して日本語化したものです。詳しくは「茶゛碁のページ」をご覧ください。
また、Macで「茶゛碁」を使用するには、OS8以上で、しかもMRJ 2.1 以降(for
Java1.1)が必要となります。詳しくは、「茶゛碁 on Mac のページ」をお読みください。
●MacGoについて
Mac用対局ソフト「MacGo」の接続や使い方については、mookさんのホームページをご覧ください。
●棋譜再現・編集ソフトについて
あなたがWINGで対局した棋譜や他人の棋譜は、「SGF」という形式のファイルに保存され、すべて電子メールで取り寄せることが可能です。それを専用の棋譜再現・編集ソフトに読み込めば、いつでも個人的に対局の検討をしたり、記録として手元に残したりすることができます。この棋譜再現・編集ソフトには次のものがあり、いずれもインターネット上で入手できます。
WinCE&95/NT 用PocketGoban:PocketGoban日本語版
Windows用棋譜閲覧ソフト:Free Climber
Win95 用:WinMGT
Macintosh用:Smart Go Board と(スマート碁盤/日本語版patch)
スマート碁盤のホームページでもダウンロードができます。
UNIX (X-Window用): XMGT
●その他の囲碁関連ソフト
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■ WINGへアクセス!
WINGに接続するには、Telnet(テルネット)という通信方法を使いますが、難しく考える必要はありません。インターネット上からダウンロードした対局用ソフトには、WINGに接続するためのTelnet機能がもともと備わっているからです。
あなたがどこかのホームページを見ようとしたとき、そのホームページのアドレスをブラウザに入力しなければならないように、WINGに接続するときにも、WINGのアドレスを対局用ソフトに入力することになります。
アドレスの入力・設定方法は、各種対局用ソフトによって異なりますが、基本的には、対局用ソフトのアドレス欄にWINGのサーバ・アドレスを入力し、ポート番号欄にWINGのポート番号を入力してやればいいのです。
WINGのサーバ・アドレスは、wing.gr.jp で、ポート番号は 1515 (英語ポート)または
2525 (日本語ポート)です。ただし日本語ポートの2525は、あらかじめ対局用ソフトのフォント(書体)を日本語フォントに変更しておく必要があります。WINGへの接続方法および日本語フォントの設定方法については、対局用ソフトの使い方をご覧ください。
また、どうしてもWINGにうまく接続できないという方は、サポートチームが可能なかぎりバックアップいたします。ご質問ご相談内容をできるだけ具体的に書いて、support@wing.gr.jp 宛にメールをお送りください。
さらに、WINGユーザーの交流と情報交換の場として、WING-ML というメーリングリストも開設しています。興味のある方は、WING-MLへの加入方法をご覧ください。あなたのご参加をお待ちしています。
★このページをすべて読んだ後、「WINGの歩き方」は必ずお読みください(特に初心者の方は必読です)。
■ アカウントの取得方法
WINGに接続したら、GUEST でログインしてください。
そして、まず TERM J とタイプして、日本語モードに切り替えてから、 HELP REGISTER とタイプすれば、アカウントの取得方法を日本語で読むことができます。コマンドの英文は、大文字、小文字、どちらでもかまいません。
また、TERM Jとタイプするときの「TERM」と「J」の間や、HELP REGISTERとタイプするときの「HELP」と「REGISTER」の間には、必ず半角スペースを入れてください。
●日本語表示について
WINGで日本語を表示するには、お使いのクライアントソフト(対局用ソフト)のフォント(書体)を、あらかじめ日本語フォントに変更しておく必要があります。
WinIGCの場合、ソフトを起動した後、メニューから「Options→Font」を選択し、漢字フォントに設定変更してください。尚、プロポーショナル・フォント(フォント名にPが付いている)を選択すると表示がずれて見にくくなる可能性がありますので、固定長のフォント(MS明朝やMSゴシックなど)を選択しておいたほうが無難でしょう。
Mac ユーザーでGoServantをお使いの場合、ソフト単独では日本語を表示することはできません。しかし、Font
Patchin'(コントロールパネル/フリーウェア)といった補助的なツールを使用すれば、日本語を強制的に表示することが可能です。
GoServantで日本語を表示・入力する方法については、「対局用ソフトの使い方」をご覧ください。
また、Font Patchin'が必要な方は、ここをクリックしてください。時間がかかる場合は、こちらでもダウンロードできますのでお試しください。
●WINGでの対局方法について
具体的な対局方法やWINGへの接続方法等、WINGをより楽しむためのノウハウや細かな情報については、
「WINGの歩き方」(α版)をぜひご覧ください(必読です)。
また、対局をするうえで必須の基本コマンドや独自のコマンドについては、 「WINGの特徴と新機能」をご覧ください。
最終更新日(2001.1.12)