対局用ソフトの使い方




WinIGCの使い方

GoServantで日本語を表示・入力する方法

日本語対応ソフト「茶゛碁」について

日本語対応ソフト「Nergo」について





 

WinIGCの使い方

 WinIGCはInternet GO Server用のMS-Windowsクライアントソフトです。winigc102_nonasia.exe(1220KB)はここからダウンロードできます。

(1)インストール
(2)漢字表示のための設定
(3)対局の開始
(4)オートパイロットの設定
(5)シェアウェア代金の支払いとユーザー登録の方法

**************************************************

(1)インストール

 WinIGC(winigc98_nonasia.exe)は、Windows用の対局ソフトです。ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、自動的にインストールが始まります。

 最初にインストール先のディレクトリを聞いてきますが、デフォルトは「c:\go」になっています。他の場所にインストールする場合は書き換えてください。その際、円記号(¥)を入力するとバックスラッシュ(\)として表示されます。

 WinIGCの使い方やWINGへの接続方法については、「はじめての WinIGC」「About New WinIGC」をご覧ください。


(2)漢字表示のための設定

 WINGでは漢字でメッセージを表示させたり会話したりすることができます。そのためにメニューから「Options->Font」を選択し、漢字フォントを設定しておいてください。なお、プロポーショナル・フォント(フォント名にPがついている)を選択すると表示がずれて見にくくなる可能性がありますので、固定長のフォント(MS明朝やMSゴシックなど)を選択しておいたほうが無難でしょう。

 また、WINGのユーザー設定で、端末タイプとガイダンス言語を日本語に設定しておく必要があります。telnetウィンドウで「term j」というコマンドを実行しておいてください。WINGのユーザー設定は保存されますので、2回目のログインからは自動的に日本語表示されます。


(3)対局の開始

 対局を行うためには、ログインしているWINGのユーザーID(ハンドル名)を設定しておく必要があります。メニューから「File->IGS User Names」を選択して表示されるポップアップウィンドウに、自分のユーザーID(ハンドル名)を入力してください。

 また、WINGのユーザー設定でクライアントソフトを使うことを登録しておく必要がありますので、telnetウィンドウで「set client on」というコマンドを入力しておいてください。以上の2つの設定も、1回実行しておけば2回目以降は必要ありません。

 telnetウィンドウで「ematch」「automatch」「match」などのコマンドを入力して対局相手がOKすれば、自動的にBoardウィンドウがオープンし、碁盤が表示されます。なお、実際には、ematchコマンド等を使って対局を申し込む前に、tellコマンドを使って対局の可否や対局条件を相手に問い合わせますが、その説明はここでは省略します。

 また誰かが対局を申し込んできた場合には、対局条件を示すポップアップウィンドウが自動的に表示されますので「yes」を選択してOKすればやはり自動的にBoardウィンドウがオープンします。

 先手番の対局者が第1手を打つ場所をマウスでクリックすると対局が開始され、碁盤の下に持ち時間や揚げ浜(揚げ石)の数などが表示されます。
「say」「resign」などのコマンドは、boardウィンドウの一番下の入力行とtelnetウィンドウのどちらに入力しても有効です。ただしシステムや対局相手からのメッセージはtelnetウィンドウに表示されます。


(4)オートパイロットの設定

 オートパイロットの設定をおこなうと、ログインやその後のコマンド入力などを自動化できます。まずメニューから「File->Learn Script」を選択してください。設定を保存するファイルを指定するためのダイアログが表示されますので、ファイル名の欄に適当な名前を入力して「保存」をクリックします。これ以降の操作(メニュー選択やコマンド入力)がすべて記憶されますので、実際に接続・ログインなどをおこなってください。記憶させたい操作がすべて終了したら、もう1度「File->Learn Script」を選択してください。

 次にメニューから「Connect->Setup」を選択し、「when start, autologin with script file」にチェックマークをつけて、1行下の入力欄に先ほど設定を保存したファイルの名前(*.SCR)を入力してください。

 これでWinIGCを次に起動したときには、オートパイロットが実行されるはずです。

(7)シェアウェア代金の支払いとユーザー登録の方法

 WinIGCはシェアウェアです。送金しないと5分おきに登録を促すメッセージが表示されます。送金と登録をおこなうにはメニューから「Help->Register Now」を選択してください。登録情報の入力ウィンドウが表示されますので、以下のことを英語で入力しなければなりません。

 Register To:  あなたの名前
 Email:  あなたのメールアドレス(登録番号がメールで送られてきます)
 Postal Address:  あなたの住所
 WinIGC Internet Go Client Quantity: 登録するクライアント数(普通は1)

  Amount US$ と Totalの欄には合計金額=数量×単価(30ドル)が表示されます。

 Payment Details 支払方法を Methodの欄で選択してください。手間がかからないのはやはりクレジットカードでしょう。
 VISA,Master,American Expressのどれかを選択してください。カードの所有者名・カード番号・有効期限を入力する欄が表示されます。First Virtualという電子マネーシステムのIDを既に持っている方はそれを選んでIDを入力してください。

 以上を入力して「Next」ボタンをクリックすると、送信方法の選択ウィンドウが表示されます。デフォルトで「直ちにメールで送信する」が選択されていますので、「OK」ボタンをクリックしてください。これで、大事な情報は暗号化されてクリップボードにコピーされます。その後、メールソフトを起動し、本文欄にクリップボードの内容を貼り付けて、本文の指示通りにメールを送信してください。
 なお、クレジットカード情報を電子メールで送るのが不安な方は、「印刷してFAXで送信する」方法を選択することもできます。

 送金が確認されると作者からメールで登録番号が送られてきます。この登録番号はWinIGCの将来のバージョンすべてについて有効だそうです。バージョンアップの情報も同様にメールで送られてきます。送られてきた登録番号を人力するウィンドウは、5分おきに表示される「登録準備できた?」というメッセージに対して「yes」で答えると表示されます。一度登録番号を入力すれば後は何も聞いてこなくなります。ただし将来バージョンアップした時に、またこの登録番号が必要になる可能性がありますから、送られてきたメールの内容は大切に保存しておいたほうがいいでしょう。





 

GoServant で日本語を表示・入力する方法

 GoServant は マッキントッシュ用のクライアントプログラムです。

 GoServant 単独では、WINGで日本語を表示することはできませんが、補助的なツールを使用すれば表示することができます。また、間接的ですが、日本語を入力することもいちおう可能です。
 日本語を表示するには、現在、次の3つの方法があります。

(1) クラリスワークス付属のJTerminalというTerminal Tool(機能拡張)を使う。

(2) VT382 ToolというTerminal Tool(機能拡張)を使う。このツールは下記のftpサイトから入手可能です。

ftp://ftp.apple.co.jp/pub/OpenDoc/Cyberdog/Cyberdog_J1-1.2.1_PPC.sea.hqx

(3) Font Patchin'(コントロールパネル)を使い、強制的に日本語フォントに変更する。

 前記の3方法のうち、もっともトラブルが少なく日本語表示と日本語入力が可能なのが、(3)のFont Patchin'を使う方法です。このツールは、マック専門誌やインターネット・マガジンといった雑誌に付属のCD−ROMに添付されていることが多いので、そこから入手してください。また、WINGホームページにもアップしてありますので、そこから直接ダウンロードが可能です。ダウンロードに時間がかかる場合は、こちらのFTPサイトもお試しください。

★注意★ MacOS8・5以上のユーザーはFont Patchin'にパッチをあてて、Versionを2.2.1にする必要があります。パッチはこのホームページにありますので、ダウンロードしてください。

[Font Patchin'の設定方法]

 コントロールパネルにインストールしたFont Patchin'を起動したら、「Target Application/DA」ウインドウの下にあるAddボタンをクリックし、GoServantを選択します。

 次いで、「Target Application/DA」ウインドウ内に表示されたGoServantという文字をハイライトさせ、右隣の「Original Fonts」ウインドウ内の「*Any Font」という文字をハイライトし、Editボタンをクリックします。すると、設定用のウインドウが開きますので、「Replace to」のところに日本語フォントを選択してOKボタンをクリックすれば完了です。

 選択する日本語フォントは、中ゴシックBBB-等幅が読みやすいでしょう。

[日本語の入力方法]

 Font Patchin'の設定がうまくいき、WINGに入って 「TERM J」とタイプすれば日本語を読むことができますが、そのままでは日本語入力はできません。GoServantで日本語を入力するには、

(1) GoServantのターミナルウインドウとインプットウインドウ(1行だけの小さなウインドウです)を開いておきます。

(2) 日本語の打てるテキストエディタ(Simple TextやJedit)を開き、そこに「会話コマンド+半角スペース+日本語の文章」を入力します。

  (例) SHOUT 誰かゲームしませんか?
  (例) KIBITZ 白の一手勝ちですね。

(3) テキストエディタに打ち込んだ文章を、コピー&ペーストで、Go Servantのインプットウインドウに入れ、returnキーを押します。

 以上の方法で日本語入力が可能です。多少面倒ですが、お試しください。なおコピーは「コマンドキー+C」、ペーストは「コマンドキー+V」を使うほうが、メニューバーからマウスで選択するよりも早くて簡単です。





 

日本語対応ソフト「茶゛碁」について

 「茶゛碁(Jago)」は、ドイツの Grothmann さんが Java で開発した対局用ソフト 「Jago Client」 を、WINGの日本人ユーザーが協力して日本語化したものです。詳しくは「茶゛碁のページ」をご覧ください。

!初心者必読!
 また、パソコン初心者の方でも「茶゛碁」のインストールが簡単にできるお手軽インストールパックは、「茶゛碁いんすと〜る」のページから入手できます。このページもぜひご覧ください。
!初心者必読!
 「茶゛碁」の各種設定方法や使い方については「WINGでの遊び方(茶゛碁編)」「茶゛碁とウィング」をぜひご覧ください。これらのページを読めば、あなたはきっと「茶゛碁」使いの達人になれることでしょう(^_^)

 「茶゛碁」の碁盤色は自由に変更することができますが、その色見本や変更方法については「Jago碁盤店」のページをご参照ください。

 また、Macで「茶゛碁」を使用するには、OS8以上で、しかもMRJ 2.1 以降(for Java1.1)が必要となります。詳しくは、「茶゛碁 on Mac のページ」をお読みください。





 

日本語対応ソフト「Nergo」について

!初心者必読!
 「NErgo」は、無料のJava対局用ソフト「Ergo」を日本語化した大変素晴らしいソフトです。また、パソコン初心者の方でも簡単にインストールできるように、新たにお手軽インストールパックもできました。入手方法や使い方については「Ergoの部屋」をぜひご覧ください。ダウンロードの方法から具体的な操作方法まで、ここに詳しく書かれていますので、パソコン初心者は必見です。

 また、WINGの対局室では、そのままブラウザ上で「Nergo」を使うことができます。その際には、「WINGでの遊び方(NErgo編)」をお読みください。






最終更新日(2001.1.12)